コラム
column
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「忙しくて、ついごはんをかき込んでしまう」
「食べ終わったあとに、いつも胃が重い気がする」
どうして早食いは便秘を招くの?
それは、早食いをすると、食べ物をよく噛まずに、
消化が不十分なままで、食べものが胃腸に届いてしまうから。。
消化が不十分 → 胃腸に負担がかかり、腸の動きが弱まる
唾液が少ない → 唾液に含まれる消化酵素(アミラーゼ)が働きにくい
空気を飲み込みやすい → ガスがたまりやすく、お腹の張りや不快感につながる
また、早食いは血糖値を急激に上げやすく、そうなると体はインスリンを大量に分泌。
こうなると、血糖値を急降下しやすくなります。
この状態は、動脈硬化や心疾患、糖尿病につながる、といわれています。
また、血糖値が急激に上がることで、自律神経が乱れ、
これがホルモンバランスや自律神経の乱れにもつながり、
結果的に腸のぜん動運動がスムーズに働かなくなってしまうのです。
硬い便タイプ
早食いで水分を取る余裕がなく、食物繊維もスムーズに働かない。
→ ゆっくり噛むことで、自然に水分摂取量も増えて改善につながります。
残便感タイプ
胃腸への負担で腸のぜん動運動が鈍くなるため、出てもスッキリしない。
→ ゆっくり食べると腸のリズムが整いやすくなります。
ガスタイプ(お腹の張り)
早食いは空気を飲み込みやすく、ガスが増える原因に。
→ 意識して時間をかけて食べることで、張り感が軽減されやすいです。
サイト内の症状別ページ【便秘】はこちら
https://www.echizen-ya.com/constipation/
実は私自身も、若い頃は「とにかく早く食べることが習慣」でした。
忙しいからと5分でごはんをかき込み、すぐに仕事へ。
するとどうでしょう?毎日のようにお腹が張り、3日以上出ないことも当たり前に。
肌荒れもひどく、鏡を見るのがイヤになった時期もありました。
でも「噛む回数を増やす」「温かい汁物から食べる」といった小さな工夫を取り入れてみたら、
徐々にお通じが改善し、気持ちも前向きに変わっていったんです。
「たかが食べ方」ですが、腸にとってはとても大きな違いになるのだと実感しました。
「早食いをやめる=よく噛む」ということ。
実はこれが腸にも全身にもたくさんのメリットをもたらします。
満腹中枢が働きやすくなり、食べすぎ防止
消化酵素がしっかり働き、腸の負担が減る
唾液が増えることで口内環境も整う
副交感神経が優位になり、腸のぜん動運動が活発になる
つまり「よく噛むこと」そのものが、便秘改善のためのシンプルで効果的な腸活なのです。
Q. 早食いだけが便秘の原因ですか?
A. いいえ。食物繊維不足や水分不足、運動不足、ストレスなども関係します。
ただし「早食い」は多くの人が無意識にやってしまう要因のひとつです。
Q. 痩せている人でも早食い便秘になりますか?
A. なります。体型に関係なく、腸の動きや消化に影響が出るので注意が必要です。
Q. どのくらいのペースが理想?
A. 一食あたり15〜20分を目安に。噛む回数を増やすことで自然にこの時間に近づきます。
一口につき30回噛む
最初は難しくても、意識するだけで噛む回数は増えます。
箸を置いて食べる
ひと口食べるごとに箸を置くと、自然に食べるペースがゆっくりに。
温かい汁物を先に
汁物を最初に飲むと胃腸が温まり、満腹感も得やすいので食べ急ぎ防止になります。
朝:白湯を飲んで腸を温める → ゆっくり噛んで食べる納豆ご飯や味噌汁
昼:野菜スープや海藻サラダを時間をかけて → デスクで食べながらでも噛むことを意識
夜:早食い防止に鍋料理や煮物を → 食後にオリゴ糖入りヨーグルトで腸内環境ケア
就寝前:ストレッチと深呼吸でリラックス
「ゆっくり食べる」習慣は、腸活の土台づくりにもなるんです。
早食いは胃腸に負担をかけ、その結果、便秘やお腹の張りを悪化させる大きな原因になります。
逆に「よく噛んで食べる」という小さな工夫が、腸を整え、すなわち美容や健康にもつながるのです。
今日の食事から、ほんの少しだけスピードを落としてみませんか?
その一口のゆとりが、腸をラクにし、毎日のスッキリ感を取り戻す第一歩になります。
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